落花生がピーナッツバターへといたる道のりはとても長いです。畑の土作りからはじまるのはウチではいつものことなのですが、5月に種をまいて、10月末に収穫、そこから茎や根を取り除いて(地味に大変)、屋根の下で乾燥させて、ひたすら殻剥き(めちゃ大変)です。

冬に間は忙しくてなかなか手がつけられなかったピーナッツの殻剥き。春になり暇があったら、というか暇を作り出して、みんながピーナツと向き合うそんな時間でした。総勢20人ぐらいの手を経たのじゃないかしら。

ともあれ地獄の殻剥きを終えたらいよいよピーナッツバター作りです。いい感じにローストして滑らかなペーストになるまで撹拌します。この工程もそれはそれでまぁ大変。あの硬い実が砕かれてペーストになるって想像できます?一般に市販されているピーナッツバターは油を添加して作られています。でもウチではそれは無し。ピーナッツのほかの材料は、甘みのための蜂蜜とアクセントの塩だけ。ピーナッツバターをつくるためのマシンを持っていない私たちは業務用Vitamixを使ってひたすらひたすら回し続ける必要があります。ですがマシンはすぐに熱くなり悲鳴をあげてストップしてしまうのです。毎朝毎晩、機械を冷やしながら少しづつペーストにしてやっとやっと完成しました。

なめらかクリーミー、ほんの少しソルティーな仕上がりで、トーストしたパンに本当によく合います。

今回はピーナッツバタートーストで始まる一日を楽しんで欲しいなと思っての詰め合わせです。
産卵率も上々の若いニワトリ(岡崎おうはん)の卵もしっかり10個。
カントリーブレッド(ハーフ)とピーナッツバター、そして大人気ビスケット3種(全粒粉、ローズマリー、ココア)も入れておきますね。

ひたすらにペースト作業と向き合い続けた我らがちえちゃん aka “獅子丸”は、販売するなら面談をして、一口ひとくち味わうこと、残さず食べる事、ピーナッツバターを作るまでの土づくりから始まる工程を理解すること、これをクリアできる人だけに渡したい!と鼻息荒くしておりますが、そこら辺はまぁ、ね。でも本当にそんな気分になるのは私も同じです。

 

内容

  • ピーナッツバター 1瓶
  • カントリーブレッド ハーフ
  • 放し飼いの新鮮卵 10個
  • ビスケット3種(全粒粉、ローズマリー、ココア) 各1袋

注意点

  • ヤマト運輸のクール便にて発送します。
  • 6月17日に発送しますので、北海道や東北地方を除くほとんどの地域で18日に到着する見込みです。
  • 同梱のご注文にはお応えできないことがありますので、他の商品との同梱はお控えいただくとスムーズかと思います。

ピーナッツバターBOX

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