さて、今日は愛する妻の誕生日であります。おめでとう、妻。
ということで、誕生日にやることと言えば、あれですね。土壁の解体。
今回は、勇敢にも古民家改装とかにチャレンジしちゃってる日本のどこかにいる(もしくは歩いて数分の所にいる)同好の士のために、私が編み出した効率的な方法というものを赤裸々に伝授したいと思います。
要するにガムシャラに土壁を攻撃するのではなく、貫がどこに走っているかを理解して、その急所を徹底して攻めるというやり方です。土壁を倒すまでは3分かからないと思います。ただ、そこからゴミを適切に処理するのに非常に手間取るのがゲンナリポイントです。この処理だけで20分以上はかかるような気がします。とほほ。もちろんタイトルは誇大広告です。
あと、ちなみにこのような方法で壁を作るのは大昔からあんまり変わっていないのです。驚くべきことですね。世界史的にみると少なくとも8000年ほど前にはすでにwattle and daubという壁の作り方がヨーロッパや西アジアの広い範囲で知られていました。小枝と蔓(日本家屋の場合は格子状に組んだ竹ですが)と粘土というどこでも取れる材料を使って、比較的容易な組み方で壁を立ち上げるというのは、ある種のユニバーサルデザインなのでしょう。誰でも材料へのアクセスができて、環境が違ってもアレンジが容易で、メンテナンスや作り直すのも簡単となれば、そりゃ時空を越えて広まるよという感じですね。
僕のやり方は、一度に倒してしまわずに、手に持った土嚢袋に塊を入れていく感じですねw.
横に通ってるやつは外して、縦のやつをちょこっと倒すと塊が手で取れるのでそれを袋にできるだけ入れながらやる。
上にあったものが一番下に下がってそれをもう一度持ち上げて袋に入れるのが腰に来るのでこうなりました。。。