大人になってくると世の中には不確実な物事が溢れていて、あることを断言することはなかなか難しくなるものだったりする。
しかし、今、確実に言えることがある。しかも二つも。なかなか訪れないせっかくの機会なので、この場で言っておきたい。
その1 私の肋骨にヒビが入っている
痛い。何をしていても痛いのに、何もしなくても痛い。体勢を変えるともっと痛いし、歩いたりするともっともっと痛い。病院で診察を受けたわけではないけど、この体と30年も付き合ってきた私には分かる。ついでに言うと、腕も相当に痛い。椅子の手すりに腕をつけただけで思わず声をあげてしまうぐらいには痛い。よく見ると腕に小さな穴が開いている。穴からはこれまで見たことのない白いプニプニツルツルの組織(腱?筋肉?)が顔を覗かせている。
なぜこんなことになってしまったのだろうか。痛い腹部をさすりながら考えてみる。そう、あれは一昨日のことだ。
私はその日も納屋の改装に勤しんでいた。夕方になると子供達が遊びに来る。ここまではいつも通り。子供達はハイエナのように遊び相手に飢えていた。せっかくの晴れた春休みの一日にデジタル機器で遊ばせても面白くないと思った私は、彼らとともに缶蹴りをすることにした。
走り、叫び、蹴り、大いに楽しいひとときを過ごした。そして跳んで、転んで、左半身をしたたかにぶつけ、呼吸困難に陥り、横隔膜の存在を痛感し、その場にうずくまった。
その2 GWに開店は不可能
これを断言するにはいささか心苦しいのだが、不可能なものは不可能としか言いようがない。以前は4月オープンなんて夢のようなことを言っていた時期も確かにあった。そして最近までは5月(できればGW)にオープンなんてことを周辺の人には話していた。ごめんなさい、皆さん。それは「忖度」からでた大嘘です。
その1で触れた私の体調の問題もちょっとは関係しているが、工事の進捗は予定よりもずいぶん遅れている。島のお婆さんたちも着工当初は「よぉー頑張るのー」みたいな感じで応援してくれていたが、最近は「まだ終わらんのかー」という叱咤or諦観?に態度が変わりつつあるように思う。
現時点でのスケジュールは6月いっぱいまでは工事で、7月上旬から本オープンができればという感触。やるべきことはまだまだたくさんあるのだ。