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島に移住した理由(前)

皆さん移住した理由が気になるご様子

男木島といういわゆる「地方」を通り越して「辺境」とも言うべきところでお店をしていると、非常に沢山の方から「なぜこの島に移住してきたのか」という質問を投げかけられます。どれぐらい沢山かというと、多いときには一日三回ぐらい。

その都度、「島に呼ばれている気がして」とか「ノリですよ」とか「人があたたかいからです」とかテキトーな答え(ゴメンね!)を返しているのですが、よく聞かれるということはそれなりに理由があるのだろうと考え直し、ここらでちゃんとまとめておこうという考えに至りました。

移住希望者のジレンマ

2015年11月以降、私達夫婦は日本を含めた世界のあちこちの街を見て、新たに住むところを探していました。私達は行く先々で「ここは良いね」「あそこはステキね」なんて言ってノホホンと過ごしていたのですが、ある日自分達がある種のジレンマに直面していることに気づきます。それは、「居住地選択にあたっての制約がないために、いずれの候補にも決めきれない」というものでした。

多くの人達は仕事の都合や地縁血縁によって、ある意味、特定の場所に縛られて生きています。それはもしかしたら息苦しくなることもある生き方かもしれませんが、少なくとも居住地選択に頭を悩ませることはそこまでないでしょう。私達の場合は仕事や血縁といった制約がほとんどなかったがゆえに、選択肢が多すぎて居住地の候補を絞ることが長いことできていなかったのです。たとえるなら、今日着ていく服を選ぶときに、選択肢が1000パターンもあるような状態と言えるでしょうか。自由=ラクではないということです。

世界は「ステキな場所」だらけ

隣町から地球の裏側まで、世界は「ステキな場所」にあふれています。これまで色んなところを訪れましたが、「気に入らない場所」なんてひとつもありませんでした。どんな国のどんな場所にも、美しい風景が広がっていて、面白い人々が暮らしていて、美味しい食べ物があります。でも、分身の術を使うわけにいかない現代では、この広大な世界のなかで居住地をひとつ選ばなければなりません。(複数拠点生活なんてものもありますが、その場合もいくつかの場所を選び取る必要がありますし、ある時点でみれば居住地はひとつと言えるでしょう)

 

そろそろ一日の目標の1000字を超えたので、悩みを抱えた私達がどのようにして瀬戸内海に浮かぶ島にたどり着いたのかは、明日にでも書くことにします。おやすみなさい。

島に移住した理由(前)」への1件のフィードバック

  1. 選択肢が多いことではなく、選択をする基準を自分でコントロールできることが自由なのでしょうね。
    何を書くのかを意識しすぎて書いていたので「1000文字」と決めて書いてみるのは良いですね。

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